産業用ガス

 アセチレン

● アセチレンの物理的性質

アセチレンは不安定な物質で、圧縮ガス、液化ガスとして貯蔵・運搬が難しい物質でしたが、多孔質物に溶剤を浸み込ませた容器にアセチレンを充填して貯蔵・運搬することができるようになり、需要が増大しました。特に昭和30年頃から製造量が急激に伸長しました。

● アセチレンの物性
化学式 C 2H 2
分子量 26.038
ガス密度 1.172kg/m3(0℃、0.1013MPa)
液密度 0.809kg/L(沸点)
比 重 0.617(-80.55℃,0.128MPa)
沸 点 -84.15℃
融 点 -80.85℃
臨界温度  
臨界圧力  
蒸発潜熱  

● アセチレンの用途
a.溶接・溶断
  ○ アセチレンと酸素の混合ガスを燃焼させ、鉄鋼製品を溶接・溶断します。    
b.分析用
  ○ 原子吸光分析  
c.炭素原料(高純度アセチレン)
  ○ 太陽電池・・・シリコンの単結晶表面に炭素を浸透させます。
  ○ 眼鏡のフレーム表面に炭素皮膜によりコーティングします。
  ○ 刃物の刃先にダイヤモンド状皮膜成形し硬度を高めます。